JCBブランドの2枚のゴールドカードを斬る
JCBブランドのゴールドカードは「JCBゴールドカード」と「JCB GOLD EXTAGE」の2枚ある。
最近登場したJCB GOLD EXTAGEは年齢制限で29歳以下限定のゴールドカードとなっているが、その実力はどれほどのものだろうか?
上位カードであるJCBゴールドカードとスペックを比較してみたいと思う。
JCBゴールドカード VS JCB GOLD EXTAGE
| カード名 | ![]() JCBゴールドカードの申し込み JCBゴールドカード |
![]() JCB GOLD EXTAGEの申し込み カード詳細はこちら |
|---|---|---|
| 審査基準 | 原則として20歳以上。 ご本人に安定継続収入のある方 |
原則として20歳以上29歳以下。 ご本人に安定継続収入のある方 |
| 年会費 | 10,500円(初年度無料) | 3,150円(初年度無料) |
| 付帯保険 | 海外旅行:最高1億円 国内旅行:最高5,000万円 ショッピング:300万円 ライフアクシデントケア制度 |
海外旅行:最高5,000万円 国内旅行:最高5,000万円 ショッピング:200万円 |
| 健康サービス | ドクターダイレクト24 健康チェックサービス 人間ドックサービス |
ドクターダイレクト24 健康チェックサービス |
| 空港ラウンジ | 新千歳、成田、羽田、関西、福岡などの国内主要空港、 ホノルル国際空港 | 新千歳、成田、羽田、関西、福岡などの国内主要空港、 ホノルル国際空港 |
| 家族カード | 本会員支払型家族カード: 年会費:1名様無料 (2人目より1名様につき1,050円) 利用者支払型家族カード: 年会費:3,150円 |
本会員支払型家族カード: 年会費:1名様無料 (2人目より1名様につき1,050円) |
| 利用限度額 | 50~100万円 | 個別に設定 |
| 備考 | - | 次回更新時に自動的にJCBゴールドカードへ昇格 |
JCB GOLD EXTAGEのスペックは高い
比較表を見てもらうとわかるが、JCB GOLD EXTAGEのスペックがJCBゴールドカードと比べてもそれほど見劣りしない設計になっているのがおわかりだと思う。
両カードの主な違いは、海外旅行傷害保険の補償額(JCBゴールドの1億円に対し、JCB GOLD EXTAGEが5000万円)、ショッピングガード保険の保障額(JCBゴールドの年間最大300万円に対し、JCB GOLD EXTAGEが200万円)、ライフアクシデントケア制度が付かない、人間ドックサービスが付かない、家族カードに利用者支払い型の設定がないという点だ。
上記の表には記載していないが、両カード共にJCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」の優位性は同じ。ハーツレンタカー割引サービス、空港から自宅への手荷物無料宅配券(片道)サービスも同様に付帯サービスとして提供されている。
年会費はJCBゴールドが10,500円(初年度無料)、JCB GOLD EXTAGEが3,150円(初年度無料)と約3倍の価格差が付けられているが、この価格差以上の価値がJCB GOLD EXTAGEにはあると考えて良いだろう。
20~29歳までが対象ということで残念ながら30歳以上の方はJCB GOLD EXTAGEの対象にはならないのでJCBゴールドカードに申し込むしかないが、20代の方であれば間違いなくJCB GOLD EXTAGEはお得なカードと言える。
20代の方はどちらのカードが取得しやすいのか?
JCBゴールドカードの申し込み目安は「原則として20歳以上」と、年齢制限だけで言えば数あるゴールドカードの中でも最も低い年齢から審査対象としている(ヤングゴールドカードを除く)。
新登場のJCB GOLD EXTAGEの年齢制限は「20歳~29歳」となっており、JCBゴールドカードの基準と一部重複する年齢を対象としていることになる。
20歳以上であればどちらのカードにも申し込むことができる事になるが、20代の方にとってどちらのカードが取得しやすいのだろうか?
これは間違いなくJCB GOLD EXTAGEと考えることができる。
なぜなら、同一ブランドで若干グレードと年会費をを下げたカードを発表するのにはカード会社の狙いがあるからだ。
カード会社にとってカード会員は大切なお客さま。しかも、ゴールドカードのようなステータスカードを希望されるのは一般的に考えて生活レベルの高いとても優良なお客さまと言える。
このような優良なお客さまを多く獲得したいのがカード会社の実情なのだが、ゴールドカードといえば審査基準が比較的高めに設定されていることから、今現在は申し込み基準を満たさないが将来有望と考えられる若くて優良な顧客を獲得することができずにいた。
そのため、各社対象年齢を下げ、年会費を安めに設定したゴールドカード(ヤングゴールドカードなど)を発行することで若い世代の獲得を目指している。ヤングゴールドカードを取得したお客さまにはかなり高い確率で上位の正式なゴールドカードへ招待されることになるので、若い世代で将来は絶対にゴールドカード、プラチナカードが欲しいとお考えの方は狙い目だ。
JCB GOLD EXTAGEはヤングゴールドではない。正規のゴールドカードだ。
しかし、明らかに上位カードである「JCBゴールドカード」へお客さまを誘導する目的で作られたと考えることができる。
その証拠に、次回更新時には自動的にJCBゴールドカードに移行すると明記されている。
(更新時に審査があるので100%昇格することを約束しているわけではない)
つまり、20代という若い世代にターゲットを絞ったJCB GOLD EXTAGEは、将来の優良顧客を獲得する狙いで発行されているゴールドカードなので、取得のハードルは比較的低く設定されていると考えることができるわけだ。
このような理由で、年会費3,150円(初年度無料)と大幅に抑えつつ、サービス内容は充実させているというとてもバランスの良いサービス設定となっている。
JCB GOLD EXTAGEは将来はステータスシンボルとしてJCBゴールドカードを持ちたいとお考えの29歳までの方には間違いなくオススメできるゴールドカードと言える。



